自分の頭の中の使い方
頭の中に、映像が切れ端のように色々と残っていることが多い人は、膨大な記憶の破片の取り出しがうまいか、もしくはあまりうまくないかのどちらかです。
それらがインデックスのように、過去の記憶を引きだすもとになる人は、その映像を使いこなします。
そうではなくて、延々とインデックスを見続ける人は、うまく使いこなせていないということになるのです。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
もしうまく使いこなせていないとしても、それがインデックスのタグのようなものだと気付くことで、劇的に記憶の整理ができるようになる可能性は秘められています。
自分の頭の中の使い方というのは、紙一重のものなのです。
興味のあることを延々と掘り下げていくことで、天才は作られていきます。
一方、興味のあることのかけらを掴まずに、次から次へとその興味が移り変わるままにタグをめくり続けることは、単なる移り気、落ち着きのなさという結果をもたらします。
どちらへも進むことはできるのです。やり方次第なのです。
一つのことを掴まえて、それを掘り下げてみる世界を楽しんでみてはどうでしょう。
その中で枝葉のように興味を広げていくことは、結果として一つの安定した大きな根を張ることとなるのです。