時は来ました
物心ついた頃から、あなたは祈ることを知っていました。
夜眠る前に、世界中の人々がどうか幸せであるようにと、あなたは祈りました。
お父さん、お母さんが、どうか仲良くしていてくれますように、とあなたは祈りました。
おじいちゃん、おばあちゃんが、どうか笑顔でいてくれますようにと、あなたは祈りました。
あなたは、誰に教えてもらったのでもなく、誰にそうせよと言われたのでもないのに、祈ることを知っていました。
あなたは、そう生まれついていたからなのです。
世界が平和であるようにと、全ての人が愛で包まれているようにと、あなたは心の底から願っていました。
その願いは、徐々に難しいものだとあたなは気づき始めました。
なぜなら人々は、自分が思うのとは違って、愛に溢れることを望んではいないのだと気付き始めたからです。
それはあなたを悲しみで打ちのめしました。
なぜ人々は争うのかと、あなたの心は痛みました。
あなたが願う平和で豊かで愛に溢れた世界は幻でしかないのかと、あなたは絶望しました。
絶望はあなたの心を閉ざしました。
すべてを感じることはあなたにとっては辛すぎました。
それでもあなたは心の奥に一縷の望みを持っていました。
いつかきっと、人々が愛だけで繋がり、すべての人が笑顔で互いを慈しみ合う世界はやってくるのだと。
今、そのときがやってきました。
世界にはまだ怖れに基づいた暴力や騒乱がありますが、確実にあなたが望んだ世界はもうそこにやってきています。
あなたは思い出すだけでよいのです。
あなたが望んだ愛に満ちた世界の波動で自分を再び包むのです。
それはあなたの周りに伝播し、あなたから光は満ち始めます。
時は来ました。
あなたは、あなたの本当の望みを世界に表す時が来たのです。
もうあなたの光を隠す必要はありません。
あなたの望みが叶うことを信じて、まずあなたから取り戻して下さい。
すべての人の善良さと愛と豊かさと平和を信じていた頃のあなたを思い出して下さい。
by Leewish